アライドテレシスホールディングス(6835)
売上500億円目前、ネットワーク機器の専業メーカー
- 執筆時の株価
- 286円
- 100株の金額
- 2.86万円
- 配当利回り
- 2.8%
- PER
- 10.4倍
- 自己資本比率
- 43.8%
2026年11月4日の終値
執筆時の株価で計算
執筆時の株価で計算
執筆日:2026年11月5日/執筆時の株価:286円(2026年11月4日の終値。100株で2.86万円) 数字は2025年12月期の有価証券報告書より。株価・数値は執筆時点のもので、あとから更新しません。
どんな会社?
スイッチなどのネットワーク機器を自社で開発・製造・販売してる専業メーカー。グループは27社で、日本、米州、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、APAC(アジア太平洋)と世界で商売してるのが特徴だね。最近は機器を売るだけじゃなく、セキュリティを含めた運用・サービスまで手がける「ソリューション型」への切り替えを進めてる。
判定に使った指標
| 指標 | 数値 | 出典の決算期 |
|---|---|---|
| 売上高 | 499.5億円(4期前は332.7億円) | 2025年12月期 |
| 経常利益 | 38.0億円(4期前は9.7億円) | 2025年12月期 |
| 営業利益 | 42.3億円(前期比+23.5%) | 2025年12月期 |
| 純利益 | 29.2億円(前期比-18.9%) | 2025年12月期 |
| 自己資本比率 | 43.8% | 2025年12月期 |
| 1株配当 | 8円(2期連続増配) | 2025年12月期 |
| 自社株買い | 当期4.9億円、前期2.0億円 | 2024年・2025年12月期 |
| 配当利回り(参考) | 2.8% | 執筆時の株価で計算 |
| PER(参考) | 10.4倍 | 執筆時の株価で計算 |
5年の推移
数値を表で見る
| 2021年12月期 | 332.7億円 |
| 2022年12月期 | 415.0億円 |
| 2023年12月期 | 443.9億円 |
| 2024年12月期 | 484.6億円 |
| 2025年12月期 | 499.5億円 |
数値を表で見る
| 2021年12月期 | 9.7億円 |
| 2022年12月期 | 29.8億円 |
| 2023年12月期 | 19.2億円 |
| 2024年12月期 | 37.3億円 |
| 2025年12月期 | 38.0億円 |
出典:EDINET(有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」)
評価した点
- 需要の将来性:AI・デジタル化でネットワークの出番は増える
- 成長率:売上・利益とも大きく伸びた
- 連続増配:2期連続
- 自社株買い:2年続けて実施
懸念点
- 純利益は減った
- 利益率は高くない
- 為替の影響を受けやすい
- 自己資本比率は改善途中
優秀と判断した理由
1. 需要の将来性:AI・デジタル化でネットワークの出番は増える(17点/30点)
有報では、デジタル化の進展やAI技術の進化を背景に、ネットワークの高度化、セキュリティ強化、運用の効率化が「強く求められて」いると書いてる。ネットワーク機器はデータが流れる道そのものなので、この流れに素直に乗れる事業だね。
もう一つは、機器売りからセキュリティを含むITインフラ全体を支えるソリューション型への転換。2028年を最終年度とする中期経営計画で「利益を伴う売上成長」を掲げてる。
点数を抑えたのは、有報の文章に受注残や中期計画の数値目標、地域別の伸びといった具体的な数字が見当たらないから。需要の追い風は書かれてるけど、それが会社の売上にどれだけ乗るかまでは読み取れない。
2. 成長率:売上・利益とも大きく伸びた(30点/30点)
売上高はこの4年で年平均10.7%の成長で、332.7億円から499.5億円まで来た。経常利益は9.7億円から38.0億円と約3.9倍で、年平均40.7%。本業のもうけを示す営業利益も当期は前期比+23.5%と伸びてる。
ただ、経常利益は2023年12月期に19.2億円まで落ち込んだ年があって、まっすぐ伸びてきたわけじゃない。当期の経常利益は前期比+1.9%とほぼ横ばいだね。
3. 連続増配:2期連続(10点/20点)
1株配当は1円→6円→8円と2期続けて増やしてる。中期経営計画でも「株主還元」を三本柱の一つに置いてて、配当を中心に還元する方針。ただ、増配の歴史はまだ短い。
4. 自社株買い:2年続けて実施(20点/20点)
当期に4.9億円、前期に2.0億円の自社株買い。当期分は純利益の16.8%にあたる。発行済株式数も前期の1億973万株から1億501万株へ4.3%減ってるので、買った株を消却してるみたい。
懸念点
- 純利益は減った。 当期の純利益は29.2億円で、前期比-18.9%。営業利益は伸びてるのに、最終的な利益は下がってる。3期前には純利益86.1億円という突出した年もあって、純利益は年ごとのブレがかなり大きい。
- 利益率は高くない。 営業利益率は8.5%。ハードを作って売る商売なので、部品価格が上がると利益が削られやすい。有報でもIC・メモリー・光デバイスなどの部品調達をリスクに挙げてる。
- 為替の影響を受けやすい。 海外の売上比率は30〜50%で、日本での仕入れは主に米ドル建て。円安・円高のどちらに振れても業績が動く構造だね。
- 自己資本比率は改善途中。 43.8%まで上がってきたけど、4期前は21.2%だった。財務が厚い会社とはまだ言いにくい。
出典
出典:EDINET(アライドテレシスホールディングス株式会社 有価証券報告書 2025年12月期)をもとに作成 https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/WZEK0040.aspx?S100XVFP
この記事は公開情報をもとにAIで指標を抽出・分析した内容で、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。株価・為替・数値は執筆時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いします。