CIJ(4826)
5年で経常利益1.7倍、自社株買いも続ける独立系SIer
需要の将来性22/成長27.3/増配20/自社株買い20
執筆日:2026年11月5日/執筆時の株価:498円(100株で4.98万円) 数字は2026年6月期の有価証券報告書より。株価・数値は執筆時点のもので、あとから更新しません。
どんな会社?
CIJは、企業や官公庁向けにシステムの設計・開発・保守をしている独立系のIT企業。特定のメーカーの系列に入っていないので、IT企業、金融、製造、公共と取引先の業種がかなり幅広いのが特徴だね。
判定に使った指標
| 指標 | 数値 | 出典の決算期 |
|---|---|---|
| 売上高 | 294.2億円(4期前は214.7億円) | 2026年6月期 |
| 経常利益 | 26.6億円(4期前は16.0億円) | 2026年6月期 |
| 営業利益 | 26.2億円(前期比+20.7%) | 2026年6月期 |
| 自己資本比率 | 77.3% | 2026年6月期 |
| 1株配当 | 20円(4期連続増配) | 2026年6月期 |
| 自社株買い | 当期5.0億円、前期7.0億円 | 2025年・2026年6月期 |
| 配当利回り(参考) | 4.0% | 執筆時の株価で計算 |
| PER(参考) | 15.6倍 | 執筆時の株価で計算 |
優秀と判断した理由
1. 需要の将来性:IT投資の追い風を受けてる(22点/30点)
有報によると、生成AIやDXの広がりで企業のIT投資は「拡大基調」。実際、当期は大手SIerからの受注が堅調だったと書かれてる。
もう一つ大きいのが中期経営計画の上方修正。2027年6月期の目標は、もともと売上高300億円・営業利益24.0億円だったのを、売上高310億円・営業利益27.5億円に引き上げてる。2年目で計画を達成したうえでの上乗せなので、会社自身が需要の強さを感じてると読める。
満点にしなかったのは、受託開発という事業の性質上、景気が悪くなると顧客がIT投資を絞りやすいから。
2. 成長率:利益の伸びが売上より速い(27.3点/30点)
売上高はこの4年で年平均8.2%の成長。経常利益は年平均13.6%で、売上よりかなり速いペースで伸びてる。つまり儲ける力そのものが上がってるってことだね。当期だけ見ても、経常利益は前期比+20.8%。
3. 連続増配:4期連続(20点/20点)
途中で株式分割をしてるので見た目の配当額は上下してるけど、分割の影響をならすと4期連続で増配。当期の1株配当は20円で、前期の15円から引き上げてる。
4. 自社株買い:2年続けて実施(20点/20点)
当期に5.0億円、前期に7.0億円の自社株買い。発行済株式数も前期から200万株減ってるので、買った株をちゃんと消却してるみたい。株主への還元に前向きな姿勢が数字に出てるね。
懸念点
- 人手不足がそのまま成長の上限になる。 受託開発は人が売上を作る商売。有報でも人材確保をリスクの筆頭に挙げてて、採用が計画どおりに進まないと成長は止まる。
- 景気に左右されやすい。 顧客のIT投資が減ると、受注はわりと素直に落ちる。業種を分散させてはいるけど、景気後退期には業績の伸びが鈍る可能性は高い。
- 利益率はそこまで高くない。 営業利益率は8.9%。自社製品で稼ぐソフト会社と比べると、薄利寄りのビジネスなのは押さえておきたい。
出典
出典:EDINET(株式会社CIJ 有価証券報告書 2026年6月期)をもとに作成 https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/WZEK0040.aspx?S100Z2CK
この記事は公開情報をもとにAIで指標を抽出・分析した内容で、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。株価・為替・数値は執筆時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いします。