日本駐車場開発(2353)
営業利益率20%超、駐車場とスキー場で伸びる
需要の将来性20/成長30/増配20/自社株買い10
執筆日:2026年11月5日/執筆時の株価:270円(2026年11月4日の終値。100株で2.7万円) 数字は2026年7月期の有価証券報告書より。株価・数値は執筆時点のもので、あとから更新しません。
どんな会社?
ビルの使われてない駐車場を借り上げて貸し出したり、ホテルや商業施設の駐車場運営を代わりにやったりする会社。自前で土地を持たない「ノンアセット」のやり方で伸びてきた。駐車場のほかに、白馬などのスキー場や那須のテーマパークも運営してるのが面白いところだね。
判定に使った指標
| 指標 | 数値 | 出典の決算期 |
|---|---|---|
| 売上高 | 407.1億円(4期前は262.7億円) | 2026年7月期 |
| 経常利益 | 89.1億円(4期前は46.4億円) | 2026年7月期 |
| 営業利益 | 85.2億円(営業利益率20.9%) | 2026年7月期 |
| 自己資本比率 | 33.2%(前期は38.3%) | 2026年7月期 |
| 1株配当 | 9円(4期連続増配) | 2026年7月期 |
| 自社株買い | 当期25.1億円 | 2026年7月期 |
| 配当利回り(参考) | 3.3% | 執筆時の株価で計算 |
| PER(参考) | 14.7倍 | 執筆時の株価で計算 |
優秀と判断した理由
1. 需要の将来性:まだ開拓できる駐車場がたくさんある(20点/30点)
運営してる駐車場は国内で1,666物件。一方で、会社が狙ってる「附置義務駐車場」(ビルに設置が義務づけられてる駐車場)は10,000物件以上あって、まだ出てない政令指定都市や中核市もある。伸びしろの大きさは数字ではっきりしてる。
さらに、機械式立体駐車場がちょうど修繕・建て替えの時期を迎えてて、そこにコンサルや代替駐車場の提案で入り込もうとしてる。法人向けに駐車場の契約や車庫証明の管理をまとめて引き受けるサービスも広げてて、駐車場まわりの「面倒ごと」を全部取りにいく戦略だね。
満点にしなかったのは、有報自身が「自動運転の実用化などで車の保有台数が急に減ると、駐車場の需要が緩む」とリスクに挙げてるから。今すぐの話じゃないけど、長い目で見ると無視できない。
2. 成長率:売上も利益もしっかり伸びてる(30点/30点)
売上高は4年で年平均11.6%、経常利益は年平均17.7%の成長。どっちも満点ラインの10%を超えてる。営業利益率20.9%っていう利益率の高さもいいね。人と設備を大量に抱えずに稼げる仕組みがちゃんと機能してる。
3. 連続増配:4期連続(20点/20点)
1株配当は9円で、4期連続の増配。1回あたりの増配幅は小さめだけど、毎年きっちり上げてきてる。
4. 自社株買い:当期に大きく実施(10点/20点)
当期に25.1億円の自社株買い。純利益58.0億円に対してかなりの規模だね。前期はごく少額だったので、点数は当期の分だけ。
懸念点
- 自己資本比率が下がってきてる。 前期の38.3%から33.2%に低下。このサイトの足切りラインは30%なので、余裕はあまりない。借入を増やして投資してる結果だと思うけど、この先さらに下がるようなら評価は変わる。
- スキー場とテーマパークは天気次第。 雪が少ない冬や雨の多い夏は、そのまま客足に響く。季節の違う事業を組み合わせて補い合う作戦だけど、天候リスク自体はなくならない。
- 車が減る未来には弱い。 自動運転やカーシェアで車の保有台数が大きく減れば、主力の駐車場事業の前提が揺らぐ。
出典
出典:EDINET(日本駐車場開発株式会社 有価証券報告書 2026年7月期)をもとに作成 https://disclosure2.edinet-fsa.go.jp/WZEK0040.aspx?S100Z9DY
この記事は公開情報をもとにAIで指標を抽出・分析した内容で、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。株価・為替・数値は執筆時点のものです。投資判断はご自身の責任でお願いします。